足助には、名古屋の奥座敷と言われるほどの華やかな時代がありました。多くの芸者たちが小路を行き来し、当然この「寿ゞ家」にも出入りしておりました。野に山に自然豊かで料理もうまい。各界で腕を鳴らす旦那衆にとって、ここは一時の桃源郷だったかもしれません。。。
今年度の足助ゴエンナーレは、かつての芸どころ遊びどころ癒しどころな部分にスポットをあて、料亭「寿ゞ家」に《芸術的桃源郷》を出現させます。
いわば夏から秋に変わるその境目に突如出現したパラレルワールドといったところでしょうか。是非是非ご期待ください。
会場:足助町本町15番地『寿ゞ家』+ 地蔵堂庫裏
会場を彩る作品の一部を編み師203gowさんと制作します。
足助が花街だった頃に置屋を営み、自らもお座敷に出ていた元芸妓さんが登場します。